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『夢見る病気』豊原ね子

投稿作品『夢見る病気』〈14〉 著者:豊原ね子

第二章 Reginita(第十二枝 春) 第三話――1/5
 
   第三話 戦場にギターはいらない

  ―1―

 暗がりの底に明かりが動き、その後ろを、人の形が四人分続いた。四人のはるか頭上の空が少しだけ明るい。
「シキ、あの空の明るいのはなに?」
 ライトを持つミナシキが、隣のレーゼを見た。道には大小の瓦礫が散乱し、歩きづらいことこの上ない。
「壁の上のほうに町があるんだ」
「星が見えないのはなんで? マーテルが隠してるの?」
「レーゼ、今は昼だ」
 ここは夜区間。レーゼにそれを思い出させ、黙る。
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