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竹の子書房用 とよね

竹の子書房用【絵が先 百合の雪】参加作品 百合の雪〈4〉   著者:とよね

百合の雪〈4〉 三章 寒い星、忌み星(――1/2)


「なぜ夜は暗いの、おじいちゃん?」
 星が投射された部屋に立ち、幼いユウリが尋ねた。素朴な疑問に、老人がスピーカーから笑い声をかけた。
『これを暗いというか、ユウリ。これだけの星を見ることなど、もはやありえないというのに』
「空に雪雲がなくても」と、ユウリ。「宇宙は広くて、星はもっとずっとたくさんあるんでしょう? なのに雲がなくてもこれだけしか光ってないの?」
『うん、もっともな疑問だな。宇宙が果てしなく広くて星がそこを埋め尽くしているのに、なぜ夜空一面が輝いて見えぬのか。お前はどう考える?』
 ユウリは体を天の川に彩られながら、真剣に考えた。
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