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『夢見る病気』豊原ね子

夢見る病気 みちしるべの〈2〉 著者:豊原ね子

こんぬつわ。作者でつ。今回は雑記が中心でつ。


なんと、休んでいる間に読者の方からコメントをお寄せいただきました!
わーいわーい。
クロミミさん、apuaさん、どうもありがとうございます。
完走まで諸々のハードルがまだ残っておりますが、どうか見守っていてください。
今週から
『第二章Reginita(第十二枝 春)』と
『断章 オルガレータへようこそ』篇がほぼ同時進行で始まります。
誰かに楽しんでいただけるなら、作者としてそれに勝る喜びはございません。
もし質問やご意見をお寄せいただければ、出来る限りこうした機会にお答えしたいです。

〈コラムⅠ Deus ex Machina について〉

 第一章のタイトル、読みは「デウス エクス マキナ」です。
 詳細はこちら↓(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%AD%E3%83%8A

要約すると『混乱した状況を(時にはご都合主義的に)強引に解決してしまう絶対的な力』ということ。
蘇比を識に殺させ、且つ、識を殺させないという判断をした作中の機械、マンティスがそれです。それで識はどこに行ったんだ!? って話になってくるわけです。それはまたおいおい。

〈コラムⅡ 雑談〉

※若干怖いおはなしです※

結構、自作品中に、子供のころ体験した変な記憶とかを混ぜこんでいるんですよね。
そのウチの一つをご紹介しましょう。

小学校の、二年か三年の頃だったかなー?
地方都市の外れの良く言えば閑静、普通に言えば田舎じみた地域に、私は住んでいた。そんで、学区がやたら広いんですよね。その広い学区にポツポツと藪や廃屋が点在していた。
お米屋さんの近くの廃屋がとりわけ立派だった。
廃屋に立派というのも変な話だけど、まあ、庭に草ボーボーで視界が利かず、それでいて家屋そのものはキレイに残っていたんですね。

で、クソガキ、もといお転婆だった私は下校途中に数人で『お米屋さんの近くの廃屋に行ってみよー!』と言い出した。言い出したのは私じゃないかもしれない、その辺の記憶は曖昧ですが、結局ノリノリで数人で庭に忍び込んだんですよ。

その廃屋は路地の中にあって、周りの家も人が住んでるのかどうなのかわからない感じで。
庭木は手入れがされずに葉が生い茂っていて、ネコジャラシとか、背丈より高いセイタカアワダチソウがボーボー生えていて、とにかく一度中に入ったら外からは見えない。

やけに印象に残ってるのは、庭に手押し井戸があったこと。
すっげーじゃんこれトトロに出てくるアレだよなー! 洗濯したり野菜洗ったりする奴だよなー! (←クソガキ大興奮)
「ねえ井戸があるよー!」って、はしゃいでるほかの子達を振りむいた。
そしたらすぅーって、視線が家屋のほうに吸い寄せられたんですよ。
そこに壊れた縁側と、ガラス窓の向こうに広縁があって、なぜだか分からないけど目が釘付けになって――。
「コラアアァ!!」
って、すごい怒鳴り声がその窓の向こうからグワッて近付いて庭に出てきたんですよ。
声だけ。

それで私らも「わーっ!」て叫んで飛び出して、少し離れた空き地で息を切らして話し込んだんですよ。
「さっきのおばあちゃん怖かった」
って、ある子は言うんです。
私は「えっ? 声しか聞こえなかった」と言って……結局、その時みんなが家屋のほうを見ていたのに姿を見た子と見えなかった子に別れる結果となりまして。

でもねえ、分からないよねえ……そんなの。
数日してからまたこっそり、あの庭を覗き込んでみたけど、やっぱりそこは荒れ果てていて、とても住める家ではなかった。
だけど、とんでもなくみすぼらしい家に住んでる変わり者のおばあちゃんだったかもしれないし。

あの町を離れてもう何年も経つから、今となっては真相も分からず、へんな記憶だけこうして残っている。
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